top of page

『Arise Pro.』新春・新旧リーダー対談

クリスチャンのタレントを集めたTeam Ariseのグループ、「Arsie Pro.」。発足をリードしてきた結城 花梨姉妹は、昨年11月の「Arise展」を成功させたのち、すでにアメリカに移動している。新しくArise Pro.全体を代表することになったのは、元々「Pro.1 フォト/フィルム プロダクション」のリーダーをしていた利岡 正義兄弟だ。昨年の活動を振り返り、そしてまた新しい一年に向けて、Arise Pro.はどう動き出すのか。二人の海を越えた対談がLINE通話を通して実現した。

(聞き役……Arise Pro. プロダクションサポート部 杉本拓也 ※通称スギタク)



ーー大阪とアメリカをLINEで繋いでの新旧リーダー対談ということで。グローバルですねぇ〜。


利岡:いや片方だけやから!グローバルなの!


結城:まぁ大阪も海外みたいなもんですから、こちらから見たら……


利岡:それ悪口じゃないの?(笑)


結城:いやいや!でも本当にArise Pro.は関東だけじゃなくいろんな場所にメンバーがいるというのは一つの特徴だよね〜。


ーー確かに!関東だけで発足しなくて良かったと思いますね。広がりがあって。それではお二人、自己紹介をお願いしても良いでしょうか。


結城:“旧"Arise Pro. プロジェクトリーダーの、花梨です。いつもはイラスト描いたり絵本描いたりしていています。先月から日本を離れてアメリカに来ていて、そして今月すぐカナダにワーホリで行きます。それで最近プロジェクトリーダーを正義くんに引き継いでもらった感じになっています。


利岡:“新”(といっても一時的やと僕は思ってるけど)Pro.リーダーの利岡です。一応拠点は大阪で、普段はテレビ映像の編集、テロップ作ったりとかやってます。個人じゃなくて一応会社員で、そんな名前が出てる人じゃないので、リーダーでいいのかなっていう気持ちになりながらも、ひっそりとやっていこうかなと(笑)。まぁおっきなリーダーとしてはスギタクPがいるので、それのサポートする感じなのかなと、勝手に思ってます。

チーム発足から4ヶ月、怒涛の「Arise展」



ーーさてちょっと時間が経ってしまいましたが、まず昨年11月に開催された『Arise展』の振り返りの話題から話していきましょうか。どうでしたか?


結城:本当に新しい取り組みだったと思います。単に実施できてよかった。今まで教会員の活動と言えば、教会でやって、無料で……みたいな常識があるけど。それが今回は外部のスペースを借りて、なおかつ有料チケットでということで。いろいろ不安はあったものの沢山の人に来てもらえて、感謝の気持ちでいっぱいでおります。


利岡:え、大丈夫?みんな忙しいのにこの期間で準備大丈夫??みたいな(笑)。最初は不安しかなかったね。


結城:うん、一瞬確かに、これ無理じゃね?やめるこれ?みたいな時はあったよね。まぁでもその後、怒涛の準備でなんとかね。今回はそれぞれが違う分野の企画展示とかをやったので、来るお客さんもみんな目的が様々だったんだけど。いろんな人からの反応を後で聞いて、「面白かった!」とか結構いい評価をいただけたから、よかったなと思いました。 


利岡:俺エゴサーチするの好きなんで、終わった後すごい「Arise展」って検索して。「おお結構ツイートされてるわ」って思いながら……(笑)


結城:今回特にイラストレーターのM.Bさんにも参加して頂いたので。びっくりしたのは、東京の表参道で開催したんですけど、「長野県からきました」っていうお客さんもいて!改めて彼の影響力を感じましたね。


利岡:彼、最近この新年の挨拶もツイートしてましたけど。「あけましておめでとうございます」だけなのに、え、そんな「いいね!」されるんだ!?ってくらい「いいね!」されてましたからね(笑)


結城:彼自身がクリスチャンとしての信念を元に絵を描いているということで、まぁ一緒にタッグを組んでいたOrangestarさんも教会員ですけど、彼らの作品を好きなファンの皆さんもすごい、いい人たちだなって感じましたね、会場でファンの人たちと交流してみて。似たような人たちが集まって来るんだなって。


利岡:彼らってすごいポジティブな作品をずっと作ってきたので、「元気付けられました」みたいな人も多いですよね。作家にみんなも影響されるんですかね。


結城:一緒に今回やったフォトグラファーの万里愛ちゃんとか小百合ちゃんとかも、被写体の人たち自身の幸せを考えて作品作ってたりして。改めてその精神が作品に出てるなって思いました。私自身も、アーティスト写真を万里愛ちゃんに撮ってもらったんですけど、本当に今までなかったくらい綺麗に撮ってもらえて。それ自体すごく祝福だし、それで自信を持つことにも繋がりましたね。



利岡:まぁ僕は今回全体的にサポーターという立場でチマチマ仕事してたんですけど、あったかかったですよね。全ての作品が。樹菜ちゃんのパフォーマンスのMCにしても、こういう思いで作った曲ですとか紹介してて、アットホームな感じやったよね。空間もめっちゃ広いとこじゃないから、お客さんとの距離も近いとこで演奏してて。で両側にはみんなの作品とか展示してあって。なんか"異世界"っぽいなー、という思いで、どっちかと言うと客観的な立場からみてましたね。え、めっちゃ人おる、すげぇな〜とか思いながら(笑)。時間なかった割には作品全体の雰囲気とかすげーみんな一致してるし。これはやっぱクリスチャンとして一致してるパワーなのかなーって思いますね。


ーーまた、なんかやりたいですね。こういう人たちをもっと表に引っ張り出していきたい。


利岡:一番怖いのは、これっきりで終わってしまうという(笑)


結城:まぁでもまだね、改善点もそれぞれ見えたので、今後につなげていきたいと思います。

Arise展から一ヶ月、怒涛のクリスマスアニメ制作


ーーその今後ということで、お二人はいきなり先月、クリスマスのコラボ企画をやりましたよね。「クリスマスの贈り物」というアニメーションが公開されました。


利岡:突貫工事ではありましたが。


結城:これもなかなか制作期間短かったよね。一ヶ月あったっけ。


利岡:一ヶ月あったけど、僕が実質作業してる時間をクッて縮めると一日ないっていう(笑)。最後すごい速さで仕上がってきたよね。

結城:私もアメリカ行く前にいろいろ作業して、結局ちょっと間に合わず、その後も送ってみたいな感じでした。


ーー絵は全部花梨ちゃんの?


結城:そうです。絵は私が描きました。絵本風でっていうことだったので、家族とか子供が見れるような感じで。あとはできるだけシンプルにということも考えながら描きました。あまり時間もなかったので。


利岡:言い出しっぺの私が、そんな何も仕事してないんじゃないかなって思いながら、やってましたけど(笑)


結城:でもやっぱり動画にしてくれたから、いいアニメーションになったなって思う。あれがただのイラストのスライドショーだったらそんなに人に見られないもので終わったと思うけど。あとナレーションもすごい素敵だった。


ーーナレーションは誰ですか?


利岡:青少年のカンファレンスで僕がお世話している時に見つけた子で。中谷美優ちゃんという激ウマのナレーションの子がいて。こないだNYCで青少年の「Face to Face」あったじゃないですか。そこで彼女、進行役やってたんですよ。ずっとカメラに写って丁寧に喋ってて、プロ遜色ない感じでしたね。それ私が見て、Arise展のCMのナレーションやってくれねぇかな、というところからアプローチして。そのまま今回のクリスマスアニメーションもお願いした感じですね。そうやって声の素材だったり、花梨ちゃんの絵だったりがあったから、僕もいい映像繋ぐことができたと思ってます。


結城:Arise Pro.の良いところって、そうやって違う分野の人たちと一緒に協力して作品が作れるところだと思う。それが今回本当にできて、「あ、こういうことか」と思いましたね。


ーーどういう経緯でクリスマス動画を作ることになったんでしょうか?


利岡:あれは最初Arise展終わったあとだっけ?


花梨:いや、でもその前から、なんか作りたいんだよねーみたいな話はあったよね。例えばクリスマスアニメとか作りたいんだよね、という。私はそれ最初まったく今年の話と思ってなくて、来年のことかなと思ってたけど。あー今年なんだ(笑)って……


利岡:そうか私が言い出したんだっけ。これはきっかけがあって、地元のワードで「クリスマス会用の動画とか作れないっすかね」って言われたんですよ。ワードの人は俺が動画制作とかしてるの知ってたし、Arise Pro.のCMとか見てくれてたみたいで、でもあんまり動画制作とか詳しくないから軽い気持ちで言われて(笑)


結城:わかるーそれ!(笑)


利岡:10分くらいの動画って言われたけど、でも12月忙しいから無理やなと思って。いや、ちょっと厳しいっすね〜って言って。Arise展の15秒のCM作るだけでも、12時間くらいかけて作ってるんですよー、っていう話をして。あーそんなにかかるんですかーっということで、なくなった時がきっかけになって。その後、でもクリスマスにArise Proからのクリスマスプレゼントとして動画とか作ったらかっこいいだろうなー?と思い始めて。

それでPro.の皆さんに言ってみたんです。花梨ちゃんとかが協力してやってくれたら凄い嬉しいんですけどねぇ、(チラチラチラ)みたいに投げたのが最初でしたね。Arise展だけで2018年終わってしまうのが嫌だったので。活動の流れを継続させるためにも、続けて何かアクションした方がいいと思ったので、花梨ちゃんと二人でやりとりして、進めて行ったんだよねー。


結城:私もやりたかったことだったので。結局他のワードのクリスマス会には間に合わなかったんですけど、昔私がスライドショーで作った「クリスマスの本当の意味」っていう動画を、知り合いに「使っていい?」って声かけられたりして。別の「ママとポット」っていうアニメーションも聞かれたり。だから結構みんなすごい、クリスマス会で何を使うかっていうのは求めているんだなって感じました。


利岡:ストックしておくっていうのがいいかなと思っていて。


結城:だからぜひ来年は、今回の動画をワードで役立ててもらえれば(笑)


利岡:まぁ今回もねー、間に合いそうやったんやけどねー。24日には出てるからまぁクリスマスには間に合ってるけど(笑)


結城:逆にね、クリスマスイブのプレゼントです!みたいなタイミングで公表できたので。それは良かったかなと。実際私も教会員や、教会員以外の人にもURLを送って。教会員じゃない人も、すごい心が温まりましたとか、いい教えがこの中に入ってると思いました、とか言ってもらえて。だからクオリティを保ちながら、福音をしっかり入れたものを作ることで伝道にも繋がることができて、良かったなーと思いました。


利岡:僕も、すごく伝道に使えたって言ってくれた友達いました。クリスマスって、教会員じゃない人にもふわっと認識されてるじゃないですか。だから伝道しやすいし、今回花梨ちゃんのイラストって親しみやすくて、年齢問わず幅広くターゲットできるイラストにしてれたし、尺も短く2分におさまったし、伝えたいことも明確、っていうことがすごくうまく行ったんだよね。

ーーこのレベルのものってワード単位で作ろうとするとすごい中途半端なクオリティになって、しかも大変で……ってなるけど、こういうワードを超えた有志のチームならクオリティの良いものを作れて、実用的ですよね。


利岡:まだみてない人は、ぜひみてください!(笑)



成長の年、2019年へ


ーーそれでは、これからの2019年についても語って頂きましょう!


利岡:……大きいイベントがありそうな予感があるので、大きいことになりそうですね。


結城:また何かを作り、それが他の人も影響力があったらいいなと思っています。ただ私はちょっと日本にいないので、これは個人の目標になってしまうんですけど、私自身は自分の技術を高めていく年にしたいなと思っています。今までは仕事が忙しくてなかなか自分の作品を作るのが難しかったので。今後はもう少し自分自身の作品を作る時間が多くなってくるから、それをもうちょっと重視して、スキルをアップして自分の作品を作り、それがArise Pro.と関わることができたらいのかなと勝手に思ってますね。あとそのままPro.3のリーダーではあるので、いろんな人と繋がって、また一緒に作品を作ったりとかもしたい。他のプロの人たち、勉強してる人たちと繋がるのはモチベーションにも繋がるので。色々勉強できたらいいかなと思います。


利岡:そうですね。花梨ちゃんの圧倒的なカリスマ力の風を、カナダかアメリカから日本にびゅうびゅう届かせて欲しいですね(笑)。ウワァ、すげぇ風圧だわ!っていう。


結城:頑張ります(笑)


利岡:2019年は……まぁ僕自身も新たにやりたいことがあるので、Arise 関係なく作品とかも出していきたいと思っていますが、Arise Pro.ももうちょっと人数を増やして、やってけたらなぁと。ジワジワ動き出してはいるんですが、本当にスギタクPと話し合って、どうやってArise Pro.としてアマチュアやプロたちを支えるか、地方とかでも見つけていきたいですね。まぁ例のArise展の動画のスギタクPの話をご覧いただきたいと思うんですけどね。2019年に伝えたいことは基本的に、Arise展の動画に詰まってます(笑)


ーーま、まとめたーっ!(笑)これまた動画のリンク貼らないといけないじゃないですか!↓

動画リンク(Facebook):



利岡:あと逆になんか僕は、こんなことやりたいっていう、自分と畑の違う人たちの意見も聞きたいなと思っていますね。支えるタイプの裏方リーダーで今年はやっていこうと思っているので。


ーー人が増えて、アイディアとかも集まって、化学反応が起きてくるといいですよね。


利岡:Arise Pro.をもっと色んな人に知ってもらいたいですよね。目標は、教会の人達に「Arise Pro. あー知ってる知ってるー」っていってもらえる年にしたいですね。コンテンツをどんどん増やしていって。詳しくはArise展の動画をご覧ください(笑)。あとはスギタクPとの対談企画もやりますかね、そのうち。


ーー対談やるかなぁ……(笑)。私の野望としては、ここで伏線を張っておくとすれば、やっぱり「Pro.4」の発足も楽しみなことの一つですね。さっき正義くんが話してくれたナレーション激ウマの子とか、声優、演技ができる人達のコミュニティを作って、彼らが夢を語り合えるような場ができたらいいなと思いますね。

正義:プ、ププ、Pro.4???なにそれ!?っていうリアクションをした方がいいですかね、私たち(笑)


結城:いや、それ別にいらないから(笑)。構想は最初からあるからね。


ーー本当にそういうタレント系の人たちこそ、将来有名人になる可能性があるので、ものすごい世の光になりうる人たちですよね。


利岡:いやーでも有名人になると彼ら教会からいなくなっちゃうからねー。


ーーだからこそ!いなくなっちゃわないよう、教会員として強くありながら活動していけるためのコミュニティ作りですよね。


利岡:そうですね。全国の教会員クリエイターの人ね、ぜひ、うちにお越しください(笑)。お悩み多分みんな抱えていると思うので。「教会員クリエイターあるある」語れますよォォ!!つって(笑)。Arise展のプロのクリエイターたちも、そういう話題でアツアツな部分ありましたよね。


結城:正義くんがよく言う、「簡単に無料で仕事頼まれるアルアル」とか「教会公式メディアのクオリティ低いアルアル」とか……(笑)


利岡:アメリカのは結構良くても日本のとなると……まま、まぁクオリティは最近チョクチョク上がってきているんですけどね。すごい上から目線にはなっちゃうんですけど、まぁプロとしてね、もっと良く出来るところはあるのになーって見てて思うんで。その辺も、活動の幅を広げたいなーと思うところではありますんで……。仕事お待ちしてマーース(笑)


結城:将来的にグッズの販売とかもね、したいなーって思いますし。ユタだとデゼレトブックってありますけど、日本だとそういうのが全然ないので、こっちからも発信できたらいいですよね。


ーーで、そういうのを全部やっていく上でも、手伝ってくれる人も募集したいですよねー。


結城:そうそう、クリエイターとかじゃなくても、事務的な部分とか、経理の部分とか、自分は芸術の才能ないなーとかじゃなくて、一緒にできたらすごい助かります。


利岡:……なんかいまこの対談中に思ったことがあって。2ヶ月に一回くらい……あ、あとでリーダーには共有します(笑)


結城:あ、これはオフレコなんだ!(笑)なんか怖いけどな、その2ヶ月に一回っていうのが……


利岡:今後も乞うご期待!ということで(笑)


ーーこれからが楽しみにですね。さて、では最後に締めくくりの言葉を、新リーダーにまとめて頂きましょう!


利岡:まぁTeam Ariseは、皆さんのクリエイティブの部分で、光となって、皆さんの伝道や、神様やイエス・キリストの思いを助けられるような存在になったらなーっていうのを、一番に考えています。まぁ無理なこともあるんですけど、出来る限り、いいなって思ったことに関しては、お手伝いできたらなと思うので気軽に声をかけてくれたらなと思います。

クリエイターの人にものを頼むときにオススメのコツなんですけど、「これできる?やってもらっていい?」ってだけで頼まれると「んんー?」って思うんですけど、「こういう思いがあって、こういうことを伝えたくて、こういうことを教会でしたいから、手伝ってくれない?」って言われたら、それがいいものだったら本当に全力でお手伝いすると思うんで。よければ……Arise Pro.を使ってもらえたらと、思います(笑)


ーー連絡は、陰ながら立ち上がっているFacebookページとかですかね。


利岡:もしくはスギタクPでも。事務所通してもらって(爆笑)

Arise Pro. 参加方法など、詳しくはWEBサイトをご覧ください。




bottom of page