【若人へのメッセージ】#10 渡部正和氏



2022年度「アライズサポーター」メンバーの一人一人から、若人に向けたメッセージをお届けするシリーズ。今期の最終回は、渡部正和さんです。


 

小さい頃から、庭の片隅に花や果物の木を植えるのが好きでした。多分小さなタネが可憐な芽を出し、成長し、美しい花や美味しい実をならすのに魅惑されたに違いありません。父親になり、よちよち歩きの娘や息子が今では僕より立派で賢い親になり、可愛い孫の成長を一緒に経験する喜びは、花や木の成長を見るよりも嬉しいです。


やはり小さい頃から色々な人の影響で、教師になろうと決めていたので、(女性も含めた)青年が人生で美しい花や美味しい実をならすのを目にできて心から感謝しています。特に、近頃はどんなところにいても色々な方法で元学生の幸せな人生を読んだり、聞いたり、話ができるので嬉しいです。他の人の幸せそうな顔や一所懸命頑張っている姿は、どんな花や実にも増して、僕の人生を豊かなものにしてくれました。元学生の子供や孫が、B Y Uのクラスに来たときは、何とも言えない喜びでいっぱいになりました。元学生の家族が同じ価値観と同じ目標に向かっているのだということがわかるからです。


自分の学生によく口にしてきた言葉に、「出藍の誉」という言葉があります。僕が中学の時に父から学んだのですが、「青は藍より出て藍よりも青し」という意味です。自分よりも青年がもっと青く、つまり立派になって行く、より幸せになって行くのを目にしたり、耳にするのは本当に大きな喜びです。このような難しいチャレンジの多い世の中で幸せな生活をしている若人のことを知るのは大きな励ましですし、希望を与えてくれます。


「時は金なり」と言いますが、時はお金以上のもので、多分人間の一生に与えられる一番高価なものというか、時は二度と戻ってきません。掛け替えのないものなのです。今の時間を無駄にせずにしっかりと根を張らないと、後で美しい蕾や実をならすことができなくなったり、折角の幸せを逃してしまいかねません。皆さんの美しい花や美味しい実をならす日が楽しみです。


 

渡部正和氏

ブリガム・ヤング大学 名誉教授


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